五月病

大型連休が明けて以降、何事にも意欲がわかない、職場や学校に行きづらい、といった状態になっている人も少なくないと思います。
厚生労働省のホームページでは、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪いとか、やる気が出ないといった心身の不調があらわれる状況が「五月病」と呼ばれていて、正式な病名ではないものの医学的には「適応障害」や「抑うつ状態」などの病気と関係があるとされているとしています。

                                  出典先:NHK NEWS WEB


新しい環境の方ではなくても、ゴールデンウィーク中に生活リズムの乱れ(睡眠や食生活)など、
いつもと違う過ごし方をした方は、注意が必要です。
新たな環境に適応する、あるいは、生活リズムを取り戻すには、エネルギーを多く費やします。

もし不調を感じたら、以下のような対処を、まずやってみましょう。
・基本的な生活習慣を整える(睡眠、栄養、適度な運動)
・ストレスをため込まないよう気分転換を心がける
・モヤモヤしていることを、具体的な言葉にして話してみる
・話すのが苦手な方は、とりあえず紙に書き出してみる

それでもやる気がでないという方は、心身ともまだ休みたいというメッセージかもしれません。目安として、概ね2週間以上気持ちが晴れないようなときは、無理をせず、周囲に相談、専門家に相談してみることをお勧めします。

エネルギーをチャージするコツ、自分と上手に付き合う方法を、たくさん見つけていきたいですね。