受験結果と成長過程
松の内も終わり2024年も本格始動です。
上の写真は、小田原駅にある二宮尊徳(金次郎)の碑です。柴を背負って本を読む「勤勉と倹約」の象徴としてお馴染みです。
小田原市栢山の生まれで、栃木、茨城、福島など今も所縁のある地域をはじめとして多くの人々に知られています。
「どんなものにも徳がある」という教訓も残しています。
受験シーズンも本格化して、初詣の神社には合格祈願の絵札がたくさんかけられておりました。
受験を前にした特に学生の方々、それを支えるご家族や指導者の方々も緊張の連続だとお察しします。
第一希望合格という結果が本人にとって最も喜ばしく嬉しいことは確かですが、様々な場面で結果も大事だけれど過程も大事ということを実感されるのではないでしょうか。
学生時代の受験に限らず社会人になってからの受験、資格試験、検定試験や審査、プロジェクトなど、そこに至るまでの努力や取組姿勢などの過程は、ご本人や組織を素晴らしく成長させてくれることは言うまでもありません。
「受験がゴールではない」ことは、終えてから実感することなのかもしれませんが、とにかく本番が終わるまで本人は気が気ではありません。
受験生心理としては緊張の他、プレッシャー、焦り、集中力低下、過敏、ネガティブ発言、イライラ、不眠、現実逃避など、笑顔の少ないこわばった印象が多くなりがちです。
このような気持ちはご本人一人だけではなく、周囲の方も経験することでしょう。
【不安の解消や体調を整える例】
✳️是非参考にしてみてくださいね
- 消化の良いものを食べる
- 好きなものを食べる
- 調子が良いイメージをする
- 人と話す、声を出す
- 軽いストレッチをする
- 遠くの景色(空、山、海、星など)を見る
- 自然に触れる
- 好きなことを時間を決めてやってみる (音楽、お風呂、電話で話す)
- 不安要素を言葉にしてみる
- 気になることを書いてみる(書くことで整理できることもあります)
- 不安なことは相談してみる(1個でも解決させると不安は一つ減ります)
- 良く眠る(よく眠れる自分のパターンを知っておく)
- 自分だけが不安なわけではないことを認識する(周りにも同じ気持ちの人がいる)
- 「何とかなる」と開き直る
- 「まだチャンスはある」と視野を広げておく
- 「きっとうまくいく」とつぶやく
- 支えてくれた人に「ありがとう」と言ってみる
- これまで努力したことは自分で誉める
一発勝負もあれば複数チャンスのある場合もありますが、皆さんが万全の体調で臨み、希望が叶うこと、ご自身が納得した自己選択ができること、進路の道筋が見えることを心から祈っております。