平和は身近なところから

今日は広島原爆の日です。子どもが小学6年の時(二十数年前)に「親子ひろしま訪問団」の一員として平和記念式典に参列させていただきました。当時は記録係を担当し、夏休みの宿題も兼ねて親子新聞を作成しました。今日懐かしく開いてみると記事には”平和とは単に戦争がない状態にとどまらず、安全で良好な環境のもとに、人類が共存し、一人ひとりが尊厳を保って人間らしく生活すること。「ヒロシマを世界に」より”と記してありました。

毎年、この平和記念式典の中で広島の子ども代表の方が「平和への誓い」を読み上げます。

2023年今日の誓い文では、身近なところにも平和があること、差別をせず違いを認め合うこと、悪口を言ったりけんかをしたりせず、みんなが笑顔になれることを伝えました。

そして、自分たちができることは「自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考えること。友だちのよいところを見つけること、みんなの笑顔のために自分の力を使うこと」とし、「身近にある平和をつないでいくために、一人一人が行動していきます。誰もが平和だと思える未来を、広島に生きる私たちがつくっていきます」と結びました。

昨今の世界情勢を思うと、心に深くしみる言葉ですね。