灯(ともしび)

12月に入り2023年も残り1か月足らず、寒さが本格化してきました。

あちらこちらできれいなイルミネーションが並んでいます。

写真は都内で撮影しました。気忙しく出かけましたが、明かりを見たら癒されて、わくわくした気持ちになりました。

明かりや光は心理的効果や生理的効果があることが明らかになっています。震災や停電の時も明かりのありがたさを私たちは実感しています。

 照明デザイナーによる室内環境のコーディネートもありますし、光の化学と睡眠の関係を理解することも健康づくりのためには欠かせません。

【実話です】高齢者が認知症で徘徊してしまい、日が暮れて自宅に戻れずにました。その方は、少し遠くに見えた赤ちょうちんがさがっている居酒屋に入りました。

防災無線による捜索があり、特徴が一致していると気がついてくれた居酒屋の店主が警察に連絡し、探していた家族に無事引き渡されました。

その居酒屋さんは老人の自宅から5㎞ほどで、いつも通っている慣れた道路沿いを一直線に歩いた場所にありました。暗くなって不安なまま彷徨っていた老人は、灯っていた赤ちょうちんの明かりを見つけてひたすら直進し、たどり着いた時にはさぞほっとしたとでしょう。

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「明かり」は様々な光によってもたらされる明るさのこと

「灯り」は人の手によって灯された光のことを意味します。

 心に灯をともす>>穏やか、和やか、平和的、温か、ほっこり、ほっとする、癒される、なごむ、くつろぐ、ほんわかできるひと時は気忙しい中にも、大切にしたい時間です。