10代のお悩み(保護者様が一部同伴)

不登校に関するお悩み

夏休みが明けてから学校へ行きたがらないという状況があり、まず保護者の方からご相談がありました。最初は親として焦りがあり、友人や先生とトラブルがあると決めつけて「誰と?」「なぜだ?」とお子さんに質問を浴びせていたそうです。初回カウンセリングにはご本人と保護者様が一部同席されました。カウンセリングで、いつどのような状況があるのかを丁寧にお聴きし、整理したところ、学校の人間関係だけではない辛い体の症状を訴えていました。受診をおすすめし、起立性調節障害の治療につながりました。その後のカウンセリングで生活リズムの見直しや体調良好時のパターン維持を実践し、学校の先生にもご理解いただき、登校できているようです。

20代のお悩み

職場でのコミュニケーションのお悩み

仕事でストレスが溜まっているというお悩みでした。職場にも相談室があるそうですが職場には知られたくないとのことで、当オフィスにお越しいただきました。心理検査でご自身のタイプを知り、いつも上司の顔色をうかがっていることに気づかれました。アサーションというコミュニケーション方法を学び、職場の人間関係や仕事全体で少しずつ自信が持てているようです。

30代のお悩み

箱庭を体験されたご感想

箱庭に興味があるということでご利用されました。ご自分の中に浮かんできた言葉や風景をすべてカウンセラーに話したわけではありませんが、自分が今こだわっていることや、これからこうありたいという望みが箱庭の中で見つけられたようです。色々なミニチュアを夢中で置きながら「不思議な感覚を味わいました。また箱庭に触れてみたいです」という感想をいただきました。

50代のお悩み

ご家族についての心配ごと

ご家族(娘さん)が離婚・病気・離職・子育てで苦労されているということで、親としての相談に来られました。ご自身がエッセンシャルワーカーで、公的相談機関には知られたくない気持ちがあり、私設のカウンセリングをお探しになられたとのことです。ご相談者様が抱えている重荷をいったん荷下ろしできるよう、これまでのご自身の苦労話などを受け止め、リラックスしてお話いただきました。ストレスを軽減し、今は親子や親族との接し方の工夫を実践しておられます。

60代のお悩み

単身シニアの定年後のお悩み

ご相談者様は単身でまもなく定年を迎えられる方でした。親族も含めて対人が億劫で、表面的な付き合しかなく、出世もなくこの年齢まできて、この先どうしたらよいのか不安が募り相談に来られたとのことです。カウンセリングでは、これまでの人生を語っていただきながら、自身のできていること、不安なこと等あらためて書き出していただき、漠然としていた不安要素を整理しました。任意後見や無料で利用できる公的機関の相談窓口などの情報提供を行い、具体的な解決への糸口に繋げました。また趣味を通じた人とのかかわりに希望が持て、今まで知らなかった地域コミュニティーまで視野が広がったようです。

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